地元ベテランクライマーF氏と訪れ、申し訳ないほど時間をかけて登った。
石狩川本流(層雲峡)に比べ、忠別川やその支流にはアイスクライミングの記録がほとんどない。
例外的にF氏初登の「幣の滝」があるが、水温が高いためか、あまり快適な氷にはならないようだ。
勇駒別川がこのすぐ上流で全量取水されて枯れ滝になることも多く、氷瀑になること自体があまり知られていないようだ。
アプローチは駐車場から雪に埋もれた林道を約30分。ごく小規模の雪崩が3-4箇所あるが、スキーやスノーシューの踏み跡多く、歩きやすい。
現状、氷の厚い右の最上部は氷がほとんどなく、中央や左は薄い。
滝壺(最下部)の巨岩帯は雪氷に覆われているが、ところどころの隙間から下の流れが見える。
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